2010年07月28日

アカゲラ

アカゲラ

 赤啄木鳥。鳥綱キツツキ目キツツキ科。全長約25センチ。北方性の典型的なキツツキで、広葉樹林にも針葉樹林にも、またスギやヒノキの植林地にも生息します。北軽井沢ブルーベリーYGHの屋根も、ずいぶん、こいつらにやられました。バルサンで退治しました。英名がウッドペッカー、アカゲラは、ほかの鳥が使用した巣箱をのぞき込んだり、好奇心に満ちた行動をするので見ていて飽きがきません。
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posted by 軽井沢 at 09:00| Comment(21) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月29日

ヨタカ

ヨタカ

 怪鴟・夜鷹。広義には鳥綱ヨタカ目ヨタカ科。クチバシは小さいですが、口そのものは非常に大きく、目の下のほうまで裂けています。口を開けたヨダカの不気味なこと。口裂け女を思わせ、大きな口を開け威嚇されます。グロテスクな姿。地べたに腹ベッタリで座ります。宮沢賢治が「ヨタカの星」を書いた意味が分かります。

 明るい林にすみ、夜間、空中を飛び回りながら飛んでいる昆虫をとって食べます。その際、大きく開いた口とその周りの剛毛は捕虫網の役を果たすことになります。

 フクロウ類同様、羽毛が非常に柔らかいため、飛んでいる時羽音はまったくしません。木の枝にはほかの鳥と違って並行に止まり、じっとしていると木のこぶのようにみえます。

 地上に卵を産んで温めますが、巣らしい巣はほとんどつくりません。一腹卵数は1〜3個。抱卵、育雛は雌雄ともに行います。翼や尾に長い羽毛をもつ種では、繁殖期にその飾り羽をはためかせて飛ぶ空中ディスプレーがみられます。

 日本には夏鳥として4〜5月に渡来し、各地で繁殖します。夕方から夜間にかけて、「キョキョキョキョ」という声で鳴きます。浅間高原に渡ってくるのは5月下旬。冷気の欲しくなるころの宵闇にキヨッキヨッキヨッと速いリズムの音が聞こえてきます。夜鷹と言っても猛禽類ではありません。
posted by 軽井沢 at 16:17| Comment(0) | ヨタカ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フクロウ

フクロウ

 梟。鳥綱フクロウ目フクロウ科。全長14〜70センチ、体のわりに頭部が大きく、ほかの鳥と違って目が顔の前面についているのが特徴です。多くの種では、目を中心として顔に顔盤とよばれるくぼみが発達しています。仲間にアオバズク・コノハズクがいます。残念ながらコノハズクの声は浅間高原では聞くことができません。声が泣きやまない時は、近くにいる可能性があります。

 フクロウ類の大部分は夜行性または薄暮性です。聴覚および視覚は非常によく発達しており、完全な暗闇の中でも採食することができます。フクロウ類の外観を特徴づけている顔盤は、集音器として、その下にある耳に音を集めるのに役だっています。耳は大きさ、位置ともに左右不相称で、左右の耳に入ってくる音のわずかなずれを利用して、音源の位置を正確に知ることができます。羽毛は非常に柔らかく、また風切羽の前縁がぎざぎざに切れ込んでいるため、飛んでいるとき羽音をほとんどたてません。

 フクロウ類は南極を除くほぼ全世界に分布し、生息環境も森林から砂漠、あるいはツンドラにまでわたっています。種のフクロウは、ヨーロッパからアジアの中部、北部にかけて分布し、よく茂った森林にすみます。全長50〜60センチ、全体に灰褐色の羽色をしており、「ゴロスケ、ホーホー」と鳴きます。日本でも一年中みられる留鳥です。

 古代中国では、母親を食う不孝な鳥とされ、冬至にとらえて磔にし、夏至にはあつものにして、その類を絶やそうとしたといいます。『五雑俎』にも、福建などでは、フクロウは人間の魂をとる使者といわれ、その夜鳴きは死の前兆とされたとあります。

 わが国江戸時代の『本朝食鑑』には、人家に近くいる時は凶であり、悪禽とされ、あるいは父母を食い、人間の爪を食うと記します。

 西洋でも、フクロウは不吉な前兆を表す鳥とされ、古代ローマの皇帝アウグストゥスの死は、その鳴き声で予言されていました。ユダヤの律法を記す『タルムード』は、フクロウの夢が不吉であることに触れていますし、『旧約聖書』の「レビ記」はけがれた鳥に数えています。

 しかし、古代ギリシアでは、アテネを守護する女神アテネの鳥として信仰され、現代でもアテネの神格を受け、知恵と技芸の象徴に用いられます。フクロウを集落の守護者とする信仰もあります。北アメリカのペノブスコット・インディアンは、縞のあるフクロウは危険を予知し、警告するとし、パウニー族は夜の守護者といい、チッペワ族は剥製のフクロウを集落の見張り役としました。

 北海道のアイヌ民族は、シマフクロウを飼育し、儀礼的に殺して神の国に送り返す、シマフクロウ送りの行事を行います。
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ラベル:フクロウ
posted by 軽井沢 at 16:17| Comment(0) | フクロウ目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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